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北フロリダのとある家の裏庭記録2010 色んな事がありました・・・ 5月下旬、カナダ雁の子育て始まる。 親鳥は過剰な位ヒナの面倒を看るので何の心配も無し。それより意外だったのが ヒナが親を捨てて他の家族に移った事。3羽のヒナ連れ家族と、5羽のヒナ連れ家族が裏庭に面するラグーン(人工池)に来たのだが、ヒナが5羽いると楽しそうに見えるのか、3羽のヒナ連れ家族のうち2羽のヒナが出奔して5羽のヒナに仲間入り。初めは5羽のヒナの親鳥に嫌がられていたが、しばらくしたら諦めたのかガッチリ親子関係扱いになり、元3羽のヒナの親鳥が取り返そうとしても攻撃して返さない。 結局数時間粘った後、元3羽のヒナの親鳥はヒナ一羽を連れて移動。ショックだったのかそれっきり姿を見せず。 元5羽から2羽増えてヒナ7羽になった雁家族。その後もヒナの数は欠ける事無くすくすくと成長し(声変わりの時期も有り) すっかり大きくなって飛べる様になった後、他の地域に移動。めでたし、めでたし。 6月下旬の暑い日。ラグーンから上がってきて何やら庭を徘徊していた亀一匹。 30分くらいかけてウロウロした後、ここだと定めて後ろ足で土を掘り出し、フェンス際に何と産卵。 残念ながら今回は孵化した様子は無かったが、珍しい物を見せてもらいました。 怪鳥現る。これはハゲタカの親戚では無く、Wood Stork(コウノトリの仲間)。北フロリダの動物園では普通に見かけるが、うちの近所で見るのは二回目。 サイズは白サギよりも大き目で迫力有り。 サギはボーっと突っ立って狩りをするが、Wood Storkは足で水をかき回し、すかさず口ばしを水に突っ込み、泥の中に潜んでいた生き物を捕獲。なかなか器用ですなあ。 カナダ雁と同時期の5月下旬、 このブログを数年来ご覧頂いている方には御馴染みのママバリケン(マスコビーダック)が12羽のヒナを連れて庭に現る。 同時期に他のメスバリケンも6羽のヒナを孵化させて登場。彼女はママバリケンに比べると酷く意地悪で愛想も無いので、旦那様と私の間ではミーンダック(意地悪鴨)の名で呼ばれる。 6月のある日。この2家族が我が家の庭に集合。バリケンのヒナはおっとりと言うかボンヤリと言うか、常に頭に花が咲いているので行動は自由気まま。 この日も元気良く走り回っていたら2家族分のヒナが混ざり あら?ヒナの数が増えていると気付かれ はじき出されて呆然とするヒナ(右端)。あなたのママは2メートル後ろでごはん中です。 このまま元気に数を保って大きくならないのがバリケン。 連絡網でもあるのかと言う位、サギや鷹、カラスに狙われどんどん数を減らし 6月下旬にはたったの4羽。(全てママバリケンのヒナ。ママは毎年お約束の育児放棄) この頃は大きさで性別が分かる時期。オス2羽はもう大丈夫だろうが問題はメス2羽のうちの1羽。いつまで経っても小さく天敵のターゲットからなかなか脱出できないので、旦那様と一緒にエサやりをしながら「早く大きくなりなさい」と話しかけていたが、残りのメスも足を挫き 残念ながら 彼女達を見たのはこの日が最後。 翌日現れたのはオス2羽のみ。自然界は容赦なく、厳しい。 でも最後に残った2羽はそれは逞しく 良く食べて(余りにも食べるので、この子の名前はイーター) 私の姿を見ると走り寄ってくるので、ピントが合った写真を残すのが難しいほど。 もう1羽は数週間前にママと兄弟からはぐれ3時間鳴きながら庭をウロウロしていたので、これは何とかせねばと旦那様に頼んで保護しようとしたが、生垣の下に入って頑として出て来ず。この分だと翌日まで生き残るのは無理だろうと諦めていたが、翌朝無事に家族と奇跡の再会。 それにちなんで名前はサバイバー。 大きくなれなかった兄弟達の為にも頑張れと声を掛け続ける事数ヶ月。 ああ、すっかり 今は年上の仲間と一緒に行動中。無事に飛べる様にもなりました。 まだまだ暖かくても日差しは秋色になった10月下旬 バリケンママによる今年2回目の子育て始まる。 そして歴史は繰り返す。(ガンバレー)
by flmizorin
| 2010-10-24 23:27
| 野生の王国
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