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明けましておめでとうございます。 今年のご挨拶写真は昨年の11月に旦那様が日本で購入した赤富士手拭い。アメリカ持ち帰ってこれを妻に見せながら「正月に良いんじゃない?」との発言に驚愕したワタクシ。何故こうも完璧な物を選べるのか不思議でならない。旦那様の前世はきっと日本人だったに違いない。(日本滞在時は旦那様がこれを購入したのを知らなかった) 正月ですが、いきなり大晦日の写真。 我が家の年越し蕎麦は沖縄式を採用しており、大晦日は沖縄そばと決まっている。 例年通り、自家製麺(名護スタイルの幅広麺)、豚骨・鶏がら・昆布・鰹節で作ったスープ(とっても良いダシが採れたので、味付けは塩のみ)、自家製の八重山かまぼこ(沖縄・八重山地方の全卵入りの揚げかまぼこ)、自家製紅生姜、一旦茹でて脂抜きをしてから煮付けた本ソーキ(骨付きスペアリブ。アメリカ南部では一般スーパーで購入可能)、軟骨ソーキ(軟骨付きスペアリブ)、三枚肉に、スープと一緒に煮込んだ結び昆布、刻み葱を用意。 「汁麺の中では沖縄そばが一番好き」と公言している旦那様にも大好評でありました。 では、今年の御節紹介。今年は沖縄スタイルをメインに。(お重に詰めないと地味ですな) 食材のメインはこれ。ベトナミーズグローサリーで購入した生の田芋(タイモ・ターンム。タロイモの一種)。 まずは竹串がすっと通るまで蒸すのが必須。(里芋の様に生の芋を素手で触ると手が痒くなるので、皮付きのまま蒸すのが一般的。沖縄では生の物は殆ど一般市場には流通せず、蒸した物がスーパーに並びます) 蒸した物をさらに軽く茹でてアクを抜いて手で粗く砕き、熱湯を加えて時々混ぜながら芋が柔らかくなるまで煮、水気がなくなってきたら砂糖と生姜汁を加えて練り上げると、 ターンムディンガク(田芋田楽)の出来上がり。(みりんを加えるともっと艶が出ます) 栗きんとんの様な強烈な甘さとは対極的な優しい味。 で、同じ様に蒸した田芋を軽く茹でてアクを抜き、熱湯を足して暫く煮てペースト状にし、茹でて刻んだ三枚肉をフライパンで脂が出るまで炒めた物、茹でて刻んだ田芋の茎(我が家では田芋の茎を一旦干して水で戻し、薄味で煮付けたズイキを使用)、自家製のカステラかまぼこ(全卵入りの甘めの蒸しかまぼこ)を加えて塩を少し足して練り上げると どぅるわかしーの完成。 ちなみに、これを楕円に成形して揚げると、沖縄の居酒屋メニューに登場するどぅる天。我が家は夫婦ともにどぅる天をそれ程好まないので作らないが、形は違えど味は飲茶メニューの一つ芋角に良く似ております。(材料もほぼ一緒。芋角はタロイモのペーストで具材を包んで揚げた物) 水で戻した干し椎茸を含め煮にして水気を拭き取り、自家製のすり身を詰めて蒸したウラチキチヌク(裏づけしたキノコの意味) ライム果汁を使った紅白なます 沖縄の正月と言えば、いなむるち(沖縄の豚汁)か中身汁(豚モツ入りの澄まし汁)だが、自家製の白味噌は使い切ってしまったし、中身汁は旦那様が好きではないので、本来は旧正月の前夜に食べられる事が多いソーキ汁。(地方によっては正月に頂く所もあるそうで) 他に少な目の油で揚げたら形がいびつになってしまったゆで卵入りの八重山かまぼこ、まんごーさんから頂いた美味しい黒豆(写真は後日)追記:こんな感じ、アメリカ南部の正月には欠かせないブラックアイドビー(去年の正月料理をご覧下さい)に、父方ミゾリン家の味、福岡・筑豊地方の骨付き腿肉入りの濃い味がめ煮(筑前煮)。 京都で購入した日本酒で母方の祖母の形見分けで貰ったキンキラキンの杯で乾杯して(私は口を付ける程度)、「おめでとうございます」 翌日2日はクリアランスセールへ。 全米展開のお茶屋さんで掘り出し物を発見。レシートを見れば、総額は定価の半額以下。 セールの神様は今年も我が家を見守って下さるらしい。いつもありがとうございます。 そんなこんなで(?)、今年もごはん・甘い物開発に精進し、写真も撮りつつ、肩に力を入れ過ぎないように気を付けながら、マイペースに更新していきますので、皆様、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
by flmizorin
| 2010-01-03 12:08
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